2016年2月21日日曜日

ニューヨークのインド人の教育制度と5月生まれ

ニューヨークでインド人エリートから教わった新しいインドの話」でも書いた、
色々なインド情報を教えてくれるニューヨーク大学のインド人大学院生「I氏」(名前)について、ふと疑問に思ったことがあったのでこの際聞いてみた。


「I氏、まだ22歳なのになんでもう修士課程卒業する年なの?」




今までろくに深く考えたことがなかったが、彼は1993年生まれで22歳。
日本でいうと、ストレートで4年生大学(under graduate)を卒業する年齢にあたる。

なのに、ニューヨークでは彼は大学院の修士課程(graduate)2年目で、今年卒業するのだ。

おかしい。進みすぎている。


「I氏、もしかして飛び級した?」

そう言った私に、彼は笑いながら答えた。


「はは、違うよ。僕は5月生まれなんだ」

は?どういう意味だ。

さらに聞いてみた。

「高校卒業したのは何歳の時?」


I氏。

「Sixteen」

いやいや、16歳は高校入学する歳だし!日本では。


聞いたのにますます疑問がわいてきたので、自分で調べてみた。



インドの教育制度




インドのだいたいの教育制度でいうと、小学校に5〜6歳で入学し(これも正確な決まりはない)
その日本でいう小・中・高校にあたるプライマリー/セカンダリースクールが10年。
それが終わると、2年間のプリカレッジ/プリユニバーシティという大学準備コースというものがある。
そして、大学の学士課程に進む。これは専攻によって異なるが3〜4年。


ただし、I氏の場合は5月生まれというところにポイントがある。

インドでは、学校は6月が入学の月。
つまり、5月生まれのI氏は、同じ学年の中で一番若い「早生まれ」だったのだ。


おそらくI氏は、他のインド人が5〜6歳で6月に小学校に入学する頃、まだ4歳の年齢だったので、普通のインド人より幼い年齢で就学をスタートさせたのだろう。

そしてインド人が高校を卒業する年齢は17歳だというから、彼が4歳で小学校に入学し、12年後の高校卒業の3月に16歳だったのも自然だ。

ただ一つ補足すると、I氏は、イギリスのケンブリッジ大学の教育を採用したインターナショナルスクールに通っていたようなので、彼の例は一般のインド人の教育課程と異なるのかもしれない。


インド人の早熟さは就学年齢の早さ?





にしても、4歳で小学校入学とは…。
その4〜5歳の時期の、数ヶ月単位での体の成長の差を思うと、クラスメイトのほとんどが自分より体大きいし、どんだけ小さい時から勉強始めたんだよ...と思う。

プライマリースクールで習う内容がどれほどのものか知らないけど
5〜6歳で入学して、そのあと17〜18歳にあたる11〜12年生で大学準備のための勉強に2年間もあてるなんて、インドの教育制度は若いうちから徹底してる。

インドで早熟の秀才が生まれやすい風土は、この就学スピードの早さも関係しているのかも。

若いうちに脳を鍛える方が絶対いいに決まってるし。

さらにI氏によると
ニューヨーク大学の修士ビジネス専攻の学生の7割がインド人だという噂(笑)

つまり、インド人がニューヨーク大学に来てもクラスメイトのほとんどがインド人現象。
ただ、それほどインド人が優秀(裕福)だってことでもある。

ますますインドの学校教育やお金事情が気になりだした。
てなわけで今後もリサーチを続けていくとする。

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