2016年1月2日土曜日

今世紀最高の女性コメディアン

Ellen Degeneres(エレン・デネジェレス)
今世紀最高の女性コメディアン、だと思ってます私は。

Ellen DeGeneres' 86th Oscars Opening

彼女が世界中で一躍時の人となったのは
2014年アカデミー賞授賞式の司会をやった時撮影された有名映画スターだらけのセルフィー!
ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ブラッドリー・クーパー、ジュリア・ロバーツ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ等…
彼女が司会じゃなきゃ、あんな写真は絶対に撮れなかった!

その時のアカデミー賞授賞式の映像を観たけど、式の真っ最中にエレンがお腹空いたって理由でピザの宅配ボーイを呼んでたり、それを自ら俳優たちに配ったして、超自由で楽しかった。

アカデミー賞の司会は、まず俳優や映画たちを「おちょくる」ことが大前提なのだけど、エレンのトークも老若男女の俳優たちを、彼らの経歴や過去の失敗(ジェニファー・ローレンスの過去の授賞式の壇上でこけたネタ)、80代を超える俳優にはその年齢をもうまくネタにしてて、いつもながら切れ味抜群。

その時のノミネート作品は、「それでも夜は明ける」、「アメリカン・ハッスル」、「ダラス・バイヤーズクラブ」、「ゼロ・グラヴィティ」、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」…とかなり秀作揃いで、最優秀助演女優賞にアフリカ系女優のルピタ・ニョンゴが選ばれたり、最優秀助演男優賞に、HIVに感染したトランスジェンダー役を数十キロの減量とともに演じたジャレド・レトが選ばれ、彼のスピーチではLGBTQ的なメッセージもあったりと、感動的なシーンが多かった。

『アリーMy Love』に出演していたポーシャ・デ・ロッシと結婚しているエレンは、ゲイをオープンにしている最初のアカデミー賞授賞式司会者で、ウーピー・ゴールドバーグ以来の女性司会者。

そんな彼女のバックグラウンドだからこそ、今でさえアメリカでは最も人気のある司会者の一人だけど、ここまで上り詰めるのは、他の男性司会者にはない苦しみが人一倍あったはずで。

彼女のトークを聞いて元気が出るのは、その圧倒的なコメディセンスだけじゃなくて、悩みを抱えてたり、自分を何かしら隠して生きている人が、スーツ姿で一人舞台に立ち、人種・性別・セクシュアリティを超えて、あらゆる人をトークだけで楽しませるエレンの底知れない努力や勇気に励まされるからだと思う。

彼女の冠番組『エレンの部屋』には、彼女の素晴らしいパーソナリティとインタビューのスキルが溢れている。
今までミシェル・オバマから、YouTudeで有名になった無名のキッズたちまで、あらゆる人をゲストに迎えてきたけど、面白くなかった回はない!

なかでも、トランスジェンダーをカミングアウトし、性転換手術を受けたばかりのケイトリン・ジェンナーが登場した回。

Caitlyn Jenner's Courageous Journey

トークの最初が
ケイトリン「かなり久しぶりね、最近新しいことなんかあった?」
エレン「ないね〜。あなたは何か新しいことあった?」(もうここで観客から笑いが漏れる)
ケイトリン「全然ないわね〜〜(笑)」

最近男性から女性へとなった人に、こんなフランクで自然な会話、他の人にはできない(笑)
ケイトリンが性転換後初のトークショーにこの番組を選んだのも、ケイトリンから自分の変化を逆手にとってジョークを仕掛けられるのも、信頼できるエレンが相手だからこそだと思う。

とにかく、エレンの番組を観たら誰もが彼女の人柄の温かさに夢中になってしまうよ。

0 件のコメント :

コメントを投稿