2014年7月30日水曜日

EL CASO NERUDA




7月は社内の子との飲み率が圧倒的であった。
ビール、アヒージョ、ワイン。
ビール、アヒージョ、ワイン。
ハウスミュージックのようなその規則正しいパートが毎週高知の町で奏でられた。
ほんと、好きだな私たち。
そして話題の中心は、ほぼVIOについて。

Finally, summer has come!

夏はミステリが読みたくなる。
謎を追って、世界を何カ国も移動するような。
チリの作家ロベルト・アンプエロ『ネルーダ事件』は
直感で選んだ本だけど、相当に面白かった。

世界が右と左に分かれていた70年代の
チリ、メキシコ、東ドイツ、キューバ、ボリビアをまたにかけた
チリの国民的詩人の人生と女性にまつわるミステリを
一人のキューバ人の男が解き明かす。

チリの詩人がキューバ人の男に素人探偵を依頼するとき
何冊かのベルギーの作家シムノンの探偵小説を渡す。

「詩が人を点にいざなうとすれば、ミステリは人にありのままの現実を見せつけ、
手を汚させ、南方を走る機関車の機関助手さながらに顔を煤で汚す。(中略)
探偵小説の生みの親と言われる偉大な詩人ポーや、シャーロック・ホームズの父コナン・ドイルを読むのはお勧めしない。理由がわかるかい?
そこに出てくる探偵たちはあまりにも変人で頭脳的すぎるからだ。
南米のような混沌とした場所では、簡単に解決できる事件などない。
たとえばパルパライソでは、路面電車でスリが財布を盗み、丘の子供たちは人に石を投げ、犬は通りで人を追いかけて噛みつく」

夏は4つの季節の中で一番、混沌としている。
感情が理性を、ふとした瞬間にいともたやすく飛び越える。

スペイン語は聞くより見る方が圧倒的にセクシーを感じる。






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