"Oh! What A Lovely War"
超ブラックユーモアに溢れた戦争映画なんですけど
その後の第二次世界大戦より
ある意味血なまぐさく、泥くさく
人間の数とは思えない、死傷者数
地獄の塹壕戦、毒ガス、欧州関係の混みあった色々があった
そんなWorld War Ⅰを
イギリス人が舞台劇風に歌と踊りを交えて描きました
戦争の虚無感とか馬鹿らしさは
どう描こうと勝手なので
ラストの草原に立てられた無数の十字架と
一人の青年が、そこですでに待っていた男兄弟のもとへ辿りつく場面以外では
ただ歌い、踊り、茶化しました
第一次大戦の引き金になった、サラエボでのオーストリア皇太子夫妻殺害までの
欧州各国の覇権争いの諸事情は、マスゲームのように劇風に見せられて笑えますし
遊園地では
メリーゴーランドに乗ったフランス軍兵士たちと、フランス娘たちが
『巴里のアメリカ人』みたいなテンションでひとしきりミュージカルしたあと
馬から落ちて、
人形劇という現実に覚めます
ただ最後ら辺になってくると
「笑っちゃうくらい馬鹿らしくて悲劇的な出来事だったので喜劇にしました」ってノリで
それに合わせてこっちもその気分で観ていたのが
感情の大逆転を起こします
さすがです
製作された69年当時のぼやぼやしたCGが
逆に下手だったことでうまいことになっている感じとか
とにかく面白い映画でした

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